肺癌と入院

肺癌と入院

肺癌の治療費や入院期間などについてお話します。肺癌の治療法には、主に手術治療、放射線治療、抗がん剤治療の3つがあります。肺癌治療をした私の経験上、どの治療も高額ですので、事前によく検討しておかなければいけません。また、治療には健康保険がきくのかどうかや、治療法によって入院日数が異なることも頭に入れておきましょう。

まずは検診!

肺癌を治すための入院期間

入院期間が長いと言われている肺がんでの入院は、癌の進行度合いや治療方法などによって違ってきます。怪我や病気などにかかってしまったときに、怪我が重傷なときや重い病気の場合は、病院に入院しなければいけないときがあります。1週間以内くらいの入院や検査のための入院の場合は、入院期間が短いので入院費用もそれほどかかりません。骨折や癌などにかかってしまったときの入院期間は、検査入院などの短期の入院と違い、長期の入院になることがほとんどです。長期の入院になってしまうと入院費用が多くなってしまうので、費用のことも考えながら医師と相談をして計画的に進めていけるのが理想的です。病院に入院するのは嬉しいことではないので、なるべく避けたいところです。体や費用の負担が気になるところですが、命には代えられないので入院しても頑張って癌を克服していきましょう。

肺癌の入院期間

癌があまり進行していなければ1週間以内の短期入院で済むのですが、癌が進行して悪化しているときは長期入院になってしまいます。癌が進行して転移をしているような状態になってしまいますと、1ヵ月くらいの長期入院を覚悟しておかなければいけません。入院期間の中には、手術や治療、検査やリハビリテーションなどが行われることがほとんどです。交通事故などによる怪我は仕方がありませんが、癌という病気は早めの定期的な検査を受けていれば、早期に発見できて未然に防ぐことができます。癌を発見するのが早ければ早いほど、癌は進行していないので入院期間も短くなります。入院が短くなれば費用もあまりかからなくなりますし、家族や大切な人への負担も軽くなりますので、早期発見に心がけるようにしましょう。

治療・入院期間は人によって違う

肺癌の治療や入院にかかる日数は、人によって違います。病状が軽ければ日帰り手術も不可能ではありませんが、病状が重い場合は、長期にわたって入院したり、治療後も定期的に通院したりしなければいけません。長期に渡り入院していると、集団生活ということもあり、精神的に病んだり疲れてしまうことが多くみうけられます。ストレスや不安などを感じることは、必ずといっていいほどあることなので、自分の中だけに溜め込まず医師や看護師などに相談するようにしてください。

もしかしたら癌かもしれない貴方へ

肺癌と健康保険

肺癌には多種の治療法がありますが、健康保険が適用されるものとされないものがあります。どの肺癌治療を受けるか決める際には、その点をよく確認しておくことが大切です。ちなみに適用内であっても、3割は自己負担となります。ただし明らかな効果が認められていない研究段階の治療法や、出来たばかりの最新の肺癌治療法を受ける場合は、基本的に全費用を自己負担しなければなりません。

健康保険が適用になるもの
外科手術や、エックス線を照射する放射線治療、承認済みの抗がん剤による治療は、肺癌の基本的な治療法であり、健康保険の適用内です。ただしいくら自己負担額が3割とは言え、手術には数十万円がかかるのが普通です。
健康保険が適用にならないもの
未承認の抗がん剤、レーザー治療(光線力学的療法)粒子線治療、免疫療法などは健康保険の適用外です。粒子線治療には放射線治療よりも副作用が少ないという利点がありますが、約300万円とたいへん高額です。なお入院中の食費代や、ベッド代、病院への交通費などもすべて自己負担となります。
肺癌と混合診療

保険が適用される保険診療と、保険が適用されない保険外診療とを併用することを、「混合診療」と呼びます。「混合診療」は保険適用になりません混合診療は本来、行ってはいけない決まりですが、絶対に無理というわけではありません。一部例外もあり、診療できるケースも増えてきているため、場合によっては保険適用外と保険適用外の治療を両方いっぺんに受けることが可能です。ただしその場合は、全額自己負担となってしまいますので注意して下さい。

肺癌と高額療養費制度

肺癌などの重い病気で、入院や治療が長期にわたる場合は、医療費がたいへん高額になります。そのため自己負担を軽くするために、健康保険には高額療養費制度という制度が設けられています。この制度は、月ごとに自己負担限度額を超えた金額が戻ってくるというもので、被保険者も被扶養者も対象です。どれくらいの金額が戻ってくるのかは、個人の所得や年齢などによって違います。受給を希望するのであれば、社会保険庁のホームページなどで、受給条件や自分がどの計算式に当てはまるのか等をよく確認してみましょう。

肺癌とレントゲン

それほど初期症状がない肺癌でも、肺癌を発見する方法があるのです。それは胸部レントゲンを撮ることです。もしこれで肺がんの症状があると写るんだそうです。疑いが強い際、痰を検査したり気管支の中を検査したりもします。とにかくこの恐ろしい肺がんにならないためには、予防法はひとつです。肺癌の原因の一番はたばこといわれています。これを止めることでかなりのリスク回避ができます。また、果物などを食べることも肺がんを抑える効果があるそうです。そのほかにも副流煙に受動喫煙やアルミニウム、アスベスト吸引や大都市の大気汚染なども考えられるそうです。

肺癌の早期発見のために

肺癌といえば、日本人で一番患者数が多く、早期発見も難しく、恐ろしい病気です。私はヘビースモーカーでありながら「自分は大丈夫」と過信していました。肺癌は早期発見が難しいといわれますが、その理由としては、なかなか確実なこれといった初期症状が無いことと、私と同じようにヘビースモーカーでは当たり前ともいえる、咳や痰が初期症状に気が付きにくい点にあると思います。長らく咳が続く、痰が色がおかしいなどがあります。そこから肺癌の症状が進むと、なんだか熱がでる、胸が痛い、息苦しさがが続くなどあります。他にも腰が痛い、肩が痛い、おなかがすかない、特に何もしてないのに痩せてきたなどもあります。咳や痰、発熱などは確かに風邪の症状とも似ているのですが、いつまでたっても咳が止まらない、痰もおかしいと思ったら病院にかかりましょう。それで病状に気づく方も結構いらっしゃるそうです。つまり悪くなってからでは遅いということでしょう。

喫煙と肺癌

肺癌の最大の原因は喫煙といわれています。喫煙を開始する年齢が低ければ罹患する可能性が増し、また自分が喫煙しなくとも周りの人が喫煙すれば肺がんになる可能性が20~30%高くなるそうです。1日あたりの喫煙するタバコの本数と喫煙している年数をかけ合せた数字(喫煙指数)が600以上の人は肺がんの高危険群とも言われています。喫煙者の肺癌死亡リスクは非喫煙者の4倍から5倍、それも喫煙量が1日あたり20本以上なら10倍以上であり、喫煙開始年齢が低いとさらに増加するというデータもあるようです。

肺癌と他のがんとの違い

肺は、人間にとって酸素を体内に運ぶための重要な臓器です。このため、この部位の悪性腫瘍は、人間にとって致命的になります。また、他のがんも、肺に転移したために、命を落とすことになることが少なくありません。肺は面積が広いので、一部に小さな塊ができた場合は、手術で取り去ることにより、完全治癒することも不可能ではありません。一番予後が良いのは、転移なく、壁からも独立している小さながんです。もちろん、再発、転移する可能性があるのは、がんの場合、仕方のないことではありますが、こういうがんの場合には、なにごともなく、寿命を全うされる方も決して少なくはありません。ですから、症状が出ない前に、早期発見することが大事なのです。